−ぐるぐる廻れる家−
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典型的な和風の家に長年暮らしていた建築主。
建替えに当たり、急激な洋風な家を望まない想いを建築主は持っていました。
そして家族に孫の男の子が1人。
この子の成長を ただ強く願っている建築主でした。
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中の間取りは、暗くても気にならないクローゼット
(タンス置場)を中心にして、その廻りを玄関・廊下
・リビング・キッチンなどが取り囲み、
ぐるぐると廻れる(走れる)間取り。
孫の友達や親戚の子供たちが遊びにくるとオニゴッコ
が始まります。
グルグル廻れる家の最大の特徴。
行き止まりがないですから。 |
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またリビングにはやはり「ハコの家」と同じように、リビングとダイニングをゆるや
かに仕切る鉄パイプ階段。
鉄パイプ階段はパイプの間から向こうが見えるので、更に柔らかく部屋と部屋を
仕切ります。
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この鉄パイプ階段は更に子供たちを喜ば
す遊び道具に。
パイプをうんてい台に見立て、どこまでも
行ってしまう子供たち。
大人たちはハラハラしていますが、そん
な心配も全く関係なしに遊んでいます。 |
友達や親戚の子供たちも、この家に遊びにくるのが楽しくて仕方ないとのこと。
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この家のもう一つの特徴である土間。
家族の日常的の出入りや仲の良い隣
人などは、玄関から出入りせず専ら土
間から出入りする。
そして框にちょこんと腰掛け談笑。
和風の軒先にある縁側のように。
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逆に玄関は大切なお客様を迎える場として存在する。
昔ながらの「ハレとケ」が自然に出来る、玄関と土間なのです。
この効果は絶大。
隣人にとっては玄関を開けなくても気軽に入ってこられる場所として。
家人にとってもお茶を出さずに家の雑用をしながら隣人と話せる場所として。
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和室は10帖と8帖。
いざという時(法事など)は、襖を奥の壁に引き込み18帖の和室の出来上がり。
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外観はいぶし瓦葺きですが、現代和風にイメージし平板瓦葺き。
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上には鉄板で葺いたRの屋根
がちょこんと載っかる。
外壁は好みの色に着色できる
珍しいサイディング張り。
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そしてサッシは昔なつかしの木製建具。
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木製建具は雨風に弱く隙間風が入ってく
る、などの弱点がありますが、庇を大きく
張り出し、建具の召し合わせ部分にモヘ
ヤなどの部材を取り付けることによって
弱点克服し、やわらかい雰囲気を醸し出
しています。
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