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オーナーさん訪問記
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〜ぐるぐる廻れる家〜
◆ キッチンは司令塔
「キッチンから家中がチェックできるわ」
と笑いながら話す奥さん。
設計時、この家の舵取りを一身に担う
奥さんからの要望でした。
以前住んでいた家は台所が北側の一
番奥にあり、またリビングとダイニング |
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が違う部屋だったこともあり、孫が危ない事をしていないか、お客さんが来たの
かなど把握できない間取りでした。
この住まいはキッチンに立つとリビング・ダイニングはもちろんのこと、お風呂な
どの水廻りから和室、そして庭先まですべてがチェックできる。
キッチンはまるで司令塔。
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◆ ぐるぐる廻る
子供たちが家中をグルグルと走り回っている。
この家の大きな特徴。行き止まりのない間取り。
絶えず家の中を元気よく走り回っています。
行き止まりがないですから、オニゴッコが楽しそうです。
◆ ウンテイ台
鉄パイプ階段がリビングとダイニングをゆるやかに仕切っています。
私が訪問した時も、この鉄パイプ階段をウンテイに見立て遊んでおりました。
◆ 土間はすごい!
「あとね、この家で一番いいのは土間なの。この土間は良かったわ」
娘さんが足が悪く車椅子を利用してい
ます。
玄関や庭のデッキからリビングへ
スムーズに入れるように設けたタイル
張りの土間。
「家族はもちろん、ご近所さんたちも玄
関から入らず、この土間から入ってくる
のよ。ご近所さんはね、この框にちょこ
んと腰掛けて話してくの。昔の縁側み
たいね。玄関みたいに硬苦しくないの
で、話すだけ話して帰っていくのよ。
こちらもね、家事をしながら話せるから
お互いに気楽に話せるの。」
と笑いながら話している。 |

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◆ 家族と過す時間が長くなった!
「家じゅうがワンルームみたいだから家族と過す時間が長くなったわ」
と振り返る。
以前の家は部屋がたくさんあり、それ
ぞれの部屋で過していたご家族。
ですが建具を開け放すとワンルームに
なり、みんなが別々なことをやりながら
も気配は常に感じることができるので
しょう。 |
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◆ 冷暖房はほとんど使わない!
「建具を開けると風が通るから、
冷房はほとんど使わないのよ。
冬は朝起きた時に少しの時間だけ
暖房を使うぐらい」と話す。
建具が大きく、開ければ吹き抜けを通
して上に抜けるから冷房要らずなので
しょう。
これは計算通り。
ただ暖房はもう少し使うかなと
思いましたが…。 |
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◆ 設計は楽しかった!
竣工から3年経った今、
「家創りの設計は楽しかったですか?」
という質問をぶつけてみたところ、
「あんなに楽しいものはなかったわよ!もうあの体験が二度と出来ないと思うと
なんかさみしいわね」
と笑顔で話していました。
設計期間はおよそ半年。
設計図面を元に打合せをすると、必ず次の日の朝早く電話がかかってきて
「まぎしさん、昨日打合せしたところだけど、昨日一晩考えて…」
と、設計に対しては妥協なしでとことん話し合ったことが思い出されます。
今は孫の成長を、目を細めて見ているご夫妻。
こちらも仕事ながらご夫妻の「いい家を創りたい」といういいペースに巻き込まれ
精力をつぎ込んだ設計。
この家の設計監理に携われたことを幸せに思います。
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